工具の種類

主な工作・機械工具

旋盤 機能・特徴
旋盤は、被切削物を回転させ、固定されたバイトと呼ばれる工具で切削加工をする工作機械の一つである。
工作機械の中で数多く用いられている代表的な機種の1つである。

主に「外丸削り」、「中ぐり」、「穴あけ」、「ねじ切り」、「突切り」と呼ばれる各加工を行う。

被切削材料が回転するため、加工品は必ず回転軸に対して対称形になるのが特徴。(円筒や円錐、皿形など)

ボール盤 機能・特徴
台状のテーブルに加工する素材を置き、ドリル工具を回転させて穴あけ加工を行う機械で、リーマ仕上げ、ねじ立てなどの加工も行うことができます。

フライス盤 機能・特徴
フライスと呼ばれる工具を回転させ、平面、曲面、溝等を加工する機械です。
フライスはさまざまな加工に対応するために交換可能となっており、正面フライス、エンドミル、みぞフライスなど多様な回転工具があります。
まっすぐに穴をあけるドリルと異なり、切削時の力が回転軸の横方向に掛かるため、硬い物を加工する時も回転軸や回転工具がぶれないように、全体が頑丈に作られているのが特徴です。

エンジン発電機 機能・特徴
任意の場所で簡単に発電することが可能です。
土木、建築工事、各種イベント催物、レジャーなどの場面で電気を供給することが出来ます。

溶接機 機能・特徴
野外など、電源のない現場でも溶接作業ができるよう開発された機械です。
エンジンを動力源としており、商用電源が不要で配線などの事前準備が要らず、市街地や夜間での作業も可能である。
また、エンジン発電機としても使用できるものもあります。

コンプレッサー 機能・特徴
羽根車若しくはロータの回転運動又はピストンの往復運動によって気体を圧送する機械のことである。
自動車整備、一般機械向けのリーズナブルに圧縮エアを使用したい場合、病院や研究機関等騒音を気にする場所、
比較的多くのエアを必要とする工場など用途に合わせて様々な種類があります。

測量・レーザー墨出し器 機能・特徴
レーザー墨出し器とは、数本のレーザー光を、壁面・天井・床面に照射し、水平、直角などの基準となる線を出す(建築用語では「墨を出す」と言います)精密工具です。
その名の通り元々は「墨」を出す墨出し器として様々な建築業で使われてきました。

セオドライト 機能・特徴
角度を計測する測量機器の一つで、測量の際には、専用の三脚の上に据え付けて用いるのが特徴。
望遠鏡が鉛直軸(重力方向に対して平行)、水平軸の2軸によって回転する構造となっており、望遠鏡によって捕らえられた2つの目標間の角度を表示する仕組みとなっている。

主な電動工具の種類

インパクトドライバー 機能・特徴
衝撃を利用してねじを回すドライバーで、高い回転トルクと同時に、ねじその物に垂直方向の打撃力を与える効果を持つことが特徴である。
ねじ頭の形状との相性差があり、人力で回した場合に起きやすいドライバーの浮き上がり現象が生じるプラスねじに特に有効。

釘打ち機 機能・特徴
釘を板などの材料に打ち込む際に用いられる工具である。
最も一般的な発射メカニズムはデュアルアクション・コンタクトトリップ・トリガー式で、
釘を発射するには手動の引き金と先端接触部の両方を押下する必要がある。
より安全なシーケンシャルトリップ・トリガー式は、先端部と引き金を同時に押すのではなく、
まず先端部を押し当ててから引き金を引く必要があるのが特徴

電気丸のこ 機能・特徴
円形の「のこ刃」を電気モーターで回転させ材料を切断する電動工具である。
直線切りに関して手動工具の鋸やジグソーより、遥かに早い時間で切断出来る。
ノコ刃は、木材だけでなくプラスチック用から金属・レンガ用まで市販されており、幅広い切断に使用することができるのが特徴です。

電気ドリル 機能・特徴
電気ドリルとは、穴あけが主目的の電動工具である。。
携帯用電動工具では一番普及されており、ドリルを取り付け正方向に回転させて木材や金属に穴を開けるだけではなく、先端に取付ける工具も豊富にあり穴あけ・締め付け・弛め・研磨・研削等の各種作業が可能である。
ドライバードリル、振動ドリル、ハンマードリルなどの種類がある。

チェーンソー 機能・特徴
多数の小さな刃がついたチェーンを動力により回転させて鋸と同様に対象物を切ることが出来る動力工具である。
一般的なチェーンソーは動力を発生させるエンジン(またはモーター)とその制御装置、使用者が保持するためのハンドル、そして燃料タンク(またはバッテリー)、チェーンオイルタンク、各種安全装置とそれらを格納する本体部分と、
エンジンやモーターから受けた動力を受けて回転するソーチェーンと、チェーンを誘導するガイドバーからなるカッティングアタッチメントで構成されています。