主なオフィス家具メーカーについて

日本の主なオフィス家具メーカーについて

イトーキ

事務用品・各種設備を扱う企業です。
事務機器・文具類のも扱っていたが、現在は机やいすなどの事務用スチール家具が中心である。
オフィスに必要とされる事務機器の多くで高いシェアを占め、他にも医療施設や教育研究・図書施設、物流設備向け商品に加え、スチール建材、セキュリティ機器なども扱っており、幅広い事業展開をしております。
1890年に創業し、1908年に伊藤喜商店工作部を開設、手提げ金庫及び簡単な文具などの事務機器の生産開始、1934年に初期のスチールデスク、鋼製丸椅子、アイデックスがカタログ品として登場しました。

イナバ

主に家庭、オフィス用の家具(机、椅子など)や倉庫などの製造や販売を行う企業です。
1940年に創業し、1961年からオフィスデスクを作り始めました。
物置が有名な会社ですが、人間工学に基づいた、オフィス家具においても実績があり個人・業務内容にあった調節が可能なデスクを理想とし、家具ジャンルでは初めてGマーク大賞を受賞しています。

PLUS

筆記用の小物文具から、大がかりな事務家具まで、更に子会社によって電子機器などの幅広いジャンルを取り扱う総合事務用品メーカーです。
また、文具や事務機器をはじめとするオフィス用品の販売や、その調達および流通の効率化にも熱心であり、アスクルやジョインテックスなど関連会社や社内カンパニーを設立して取り組んでおります。
1948年に千代田文具株式会社設立、1959年にプラス株式会社に称号変更、由来はプラスアルファからきているのだそうです。
オフィス家具の歴史としては、1960年に製造部門としてプラススチール工業株式会社を設立

ジョインテックス

前述したプラス株式会社の社内カンパニーで、オフィス家具・インテリア用品などの販売・修理・保守をはじめ、日用雑貨、スポーツ用品、食品、家電製品、電子光学機器などの主として企業向けの販売・配送を請け負っている
ジョインテックスブランドでもオフィス家具を多数製造販売しており、
プラス家具のラインナップと比べて、リーズナブルでお求めやすいラインナップが特徴です。
コストメリットだけでなく、プラスの精神はしっかりと刻まれており、ユーザーの使いやすさとデザイン性をしっかり考えられています。

コクヨ

文房具やオフィス家具、事務機器を製造・販売する会社で、ブランドメッセージの「ひらめき はかどり ここちよさ」やCMの「コクヨのヨコク」など、聞いたことがあるのではないでしょうか?
商号の由来は創業者の黒田善太郎が、郷里の越中国(現在の富山県)の誉れとなるように「国誉」と名づけたとのことです。

1905年に黒田善太郎が和式帳簿の表紙を製造する「黒田表紙店」を開業し、1917年、商標を「国誉」と定め、1961年に社名を「コクヨ株式会社」に変更
オフィス家具の歴史としては、1965年にスチールデスクを発売、翌年にオフィスチェアを発売を開始しました。

オカムラ

日本の家具・産業用機器等の製造を主な業務としている企業で、コーポレートスローガンは「よい品は結局おトクです」。
事務用椅子をはじめとする、オフィス家具類では高いシェアを持ち、また店舗陳列什器の分野においても高いシェアを持つ。国内唯一のフルラインメーカーでもあるのが特徴です。

もともとは、航空機メーカーの社員達によって1945年に創業され、金属加工技術を活かしたアメリカ軍向けのスチール家具納入や、自動車部品製造などで業績を高めました。
オフィス家具の歴史としては、1951年にスチールデスク、イス生産開始しました。

ナイキ

オフィス家具のメーカーである。スチール家具製造に始まり、現在は自社生産のほか、オフィス空間プランニング、インターネットコンテンツ事業なども行っている。
家具を販売するだけでなく、「営業」「商品開発」「提案」「製造」「物流」「施工」6つの機能が連携し社員の方々のパワーを引き出す空間づくりや、積極的な環境改善運動やTQCへの取り組みから得られた情報や経験を活かした製品づくりを行っているのが特徴です。」

内田洋行

情報システム、教育システム、オフィス構築を手がける専門商社。
オフィス家具分野ではコクヨ、岡村製作所、イトーキ、プラスに次ぐシェアであるが、情報と環境の融合情環分野に力を入れている。
アメリカ合衆国最大手のスチール家具メーカー、スチールケース社の商品の輸入販売も行う。

ライオン事務機

事務用品ならびに文房具等及びオフィス家具の製造販売をおこなう企業で、学童向けの小物文具から、オフィス向けのOA機器など、多数にのぼります。
1792年に創業、筆墨商から始まった長い歴史をもつ会社です。
同社が扱う製図器に、商標として「獅子印」を登録し販売し、このマークが現在まで続く社名の由来となっている。
「人が合わせるイスから、人に合わせるイスへ」PCワークの後傾姿勢をサポートするショルダーサポート機構を搭載した「アイビートルチェア」が有名です。

くろがね工作所

くろがね工作所(くろがねこうさくしょ)は主に事務機器や医療、老健施設向け設備などを製造するメーカー
事務用品のほかに医療用ベッドや医療用アキュドアユニットなど医療設備に強みを持っているのが特徴で、学習机のブランドとしても知られています。
社名のくろがねとは古来より鉄を表す言葉です。

世界の主なオフィス家具メーカーについて

ハーマンミラー

アーロンチェアで有名なアメリカ発の家具メーカーです。
1905年創業、1923年にハーマンミラー・ファニチャー・カンパニーと改称
当初は伝統的なスタイルの家庭用家具を製造していましたが、「問題を解決する為のデザイン」という理念のもと家庭・オフィスの両方を対象としたコンテンポラリーデザイン家具のリーダーとして広く知られる会社の成長し、1950年代には当時最も活躍していたデザイナー達との連携で世界的に有名なモダンデザイン家具メーカーとして世界的にその名を知られるようになりました。

スチールケース

1912年にアメリカのミシガン州のグランスピリッツ市に創立された世界最大のオフィス家具メーカーで、1974年以来、業界トップの地位を保ち続けています。
創立以来、約1世紀の間にわたって、革新的な製品を開発し、「人がその能力を最大限に発揮でき、効率的に働ける環境を創造するにはどうすればよいのか?」を考え、
環境づくりのためのサポートをつづけています。
1914年にスチール製の耐火ゴミ箱で最初の特許取得をし、それを基に金属製のデスクを生み出しました。

ビスレー

1939年創業のビスレー社はイギリスNo.1の生産規模を誇るスチールファニチャーメーカーです。
すべての製品を自社生産することにこだわり、本社工場をロンドンから西へ25kmのサウリー地方のビスレービレッジとウエールズ州ニューポートに持ち、
それぞれで500名ずつのスタッフにより日々生産され、世界40カ国へ出荷されています。
また、ヨーロッパ仕様のハーマンミラー社製品を多くビスレー社が製作していることもビスレーのプライドのひとつです。

ファントーニ

イタリアでも有数の家具生産地ウーディネに拠点を置くイタリアを代表するオフィス家具メーカーです。
その優れたデザインと品質の製品は世界各国で愛用されています。
合理性に機能性を追加していく伝統的なデザインスタイルで、イタリアンデザインと聞いてイメージするポップでカラフルなデザインは、fantoniに対抗して生まれたものとも言われています。

カッシーナ

イタリアの高級家具として有名です。
大聖堂や豪華客船、ホテルやレストランなどの特注家具や内装を手がける一方、オフィス家具やオフィスプランニング事業も行っております。
日本では東京・青山に本店を構える「カッシーナ・イクスシー」が販売しております。